婦人科

婦人科のイメージ写真

女性の体はとても複雑かつ繊細微妙でデリケートです。体内のホルモンバランスが変化すると、それに伴って心身の状況も変わってきます。特に、女性ホルモンは月経や妊娠、更年期などに大きな影響を及ぼしています。
婦人科は、こうした変化の過程で起こる症状や病気を主に扱う診療科です。

膣炎

膣炎には、細菌性膣炎やカンジダ膣炎、トリコモナス膣炎、老人性膣炎(萎縮性膣炎)などの種類があります。
このうち細菌性膣炎になると、悪臭を伴う白っぽいおりものが増えてしまい、下着が汚れたり、外陰部が痒くなったりします。

カンジダ膣炎の場合は、外陰部が赤く腫れてきて、強いかゆみを伴います。慢性化してくると腫れが引いてくることもありますが、痒みは治まらず、日常生活に支障を来たします。

トリコモナス膣炎は、泡状のおりものが増えてきて、外陰部がただれてきます。排尿時にピリピリ痛んだり、出血することもあります。老人性膣炎は、閉経後の女性にしばしば見られるタイプであり、他の多くの膣炎と同じように外陰部の痒みが痛みを感じるようになります。

いずれのタイプも自然治癒することがありますが、症状が持続すると子宮内膜炎などを併発することがあるので、早めの治療をお勧めいたします。

子宮脱

骨盤の中には膀胱や子宮、直腸が並んでおり、骨盤底筋群という小さな筋肉の集まりで支えられています。この筋肉が弱くなったり、筋肉の繊維が断裂したりして支える力が弱まってくると骨盤臓器脱が起こります。このうち、子宮そのものが下がってきたものが子宮脱です。比較的に軽いケースを含めると、分娩経験のある女性の2人に1人は子宮脱になると言われています。

初期の段階では殆ど無症状ですが、子宮が腟の外に飛び出てくると、ご自身でも気づくことが出来ます。排便や重いものを持った時など、お腹に強い力を入れたときにだけ子宮が飛び出てくるのが分かることもあります。
ひどくなると、頻尿になったり逆に尿が出にくくなったりします。さらにひどくなると尿が出なくなってしまい、膀胱に大量の尿がたまって下腹部の張りや苦しさを訴える方もいらっしゃいます。

尿が完全に出なくなってしまうと、膀胱炎の原因になったり腎臓の働きに障害をきたすことがあるので注意が必要です。そのような時は、お早めに当クリニックをご受診ください。

子宮癌

子宮癌には子宮頸癌や子宮体癌があります。このうち子宮頸部に出来る癌は、女性特有の癌としては乳癌に次いで罹患率が高く、特に20~30代では第1位となっています。しかし、早期に発見すれば治癒する可能性が大きいので、とにかく定期検診を受けることが大切です。

検診では問診・視診・細胞診を行います。視診では、腟鏡を腟内に挿入して子宮頸部を観察します。細胞診では、ブラシやヘラなどで子宮頸部をそっとこすり、細胞を採取して検査します。痛みはほとんど無く、短い時間で終わります。細胞診で異常が出た場合は、子宮頸癌の原因となる高リスク型のヒト・パピローマウィルスへの感染を調べる検査が必要となります。

一方、子宮体部に出来る癌は40歳以降に急増すると言われており、中高齢の方にとって注意が必要な癌の1つです。但し、決して治りにくいがんではないとの指摘もあり、早期に発見し、病気が子宮にとどまっているうちに治療すれば治癒が期待できます。そのためには定期的な検診が重要となります。経腟超音波検査で子宮内膜の状態に異常が無いかを調べたり、細いブラシを子宮内に挿入して子宮内膜の細胞を採取したりします。

更年期症候群

日本の女性の閉経は平均50歳と言われています。閉経を挟んだ前後10年間を更年期と言いますが、その時期に女性ホルモンが大きく変化するため、更年期症候群が見られることがよくあります。

更年期は全ての女性に訪れますが、更年期症候群はほとんど症状の無い方から、非常に重篤な症状を呈し、仕事や家事などの日常生活に大きな支障をきたす方まで、実に多様です。
また、更年期症候群の症状も、ほてり、発汗、冷えの3大症状に加え、動悸、息切れ、不眠、イライラ、落ち込み、頭痛、めまい、疲労感、肩こりなど、多岐にわたっています。当クリニックでは、個々の患者さまの症状に応じたオーダーメード治療をご提供いたします。

ピル(※自費診療)
(避妊、月経移動、アフターピル)

当クリニックでは、避妊や月経日移動のためのピル処方しております。また、アフターピルにも対応いたします。このうち通常の避妊に関しては、主に低用量ピルを使用します。医師の指導に基づいて正しく服用すれば、その避妊効果はほぼ100パーセントで、しかもとても安全です。
以前、低用量ピルの服用により、乳がんが増える可能性が議論されていましたが、現在は否定されています。また、将来の妊娠に悪影響を及ぼすこともありません。さらに、よく耳にする体重増加に関する懸念も不要です。但し、まったく副作用が無いわけではなく、血栓症のリスクに注意しなければなりません。当クリニックでは、服用禁忌に触れないかどうかをよく考慮しながら慎重に処方しておりますので、ご安心ください。

また、月経日移動のためのピル処方も行っています。例えば旅行やスポーツ、結婚式など何らかの特別な予定が入り、月経日を前後に何日か移動させたいときは、お早めにご相談ください。ピルを飲むことでずらすことが出来ます。月経を1週間ほど遅らせることは、それほど難しくはありません。また、逆に月経を早めることも可能です。但し、直前になると難しいこともあるので、お早めにご相談ください。

アフターピルは、緊急避妊したいときに処方いたします。避妊をしないでセックスしてしまったとか、コンドームが破けるなど避妊の失敗が起こったような場合に行います。無防備なセックスなどが行われた後、72時間以内に、しかもできるだけ速やかに所要量のピルを服用します。但し、いったん着床してしまい、妊娠が成立してからではアフターピルは無効になります。また、アフターピルが本当に効いたかどうかは、服用後すぐにはわかりません。数日ないし数週間後に月経が来て、初めてわかるわけです。予定月経が1週間以上遅れたり、心配なことが出てきたりしましたら、当クリニックまでご相談ください。

料金

ピル

取扱はラベルフィーユ28、ラベルフィーユ21です
(月経困難症や子宮内膜症の治療薬として保険適用のピルもあります)

1シート 2,600円(税込)
2シート 4,700円(税込)
アフターピル 15,000円(税込)
月経移動

早める場合は月経開始5日目からピルの内服を始めて10−14日間内服。内服後2−3日で月経が来ます。遅らせる場合は月経予定日の約5日前からピルの内服を始めて避けたい日まで内服。内服後2−3日で月経が来ます。

4,000円(税込)
院長
寺島 明里
診療内容
内科・消化器内科・婦人科
電話
0561-74-0311
所在地
〒470-0115
愛知県日進市折戸町枯木166
アクセス
名鉄豊田線日進駅 (徒歩約13分)
診療時間
休診日:水・(木)曜日(木曜日は一時的に休診中)、土曜日午後、日曜日、祝日
※第2、第4土曜日は産婦人科医による診察
日祝
9:30~12:30
15:30~18:30
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